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お雑煮さん(2003年度新潟県・高校土木)の合格体験記


こんにちわ。
この度、新潟県教員採用試験、高校・土木で合格したお雑煮と申します。この、サイトにはいろいろとお世話になりました。みなさんの役に立てればと思い、合格体験記を投稿させて頂きます。工業科の教員を目指している方なら、ご存知だと思いますが、教員採用試験における高校・工業・専門科目の問題集ってなかなかありませんよね〜。私も教員採用試験の受験勉強について、まず、何を使って勉強すれば良いのかまったく分からずじまいでした。そこで、私が取った方法とは、とりあえず、受験してみてどんな感じの問題がでるのか、自分で受験してみるという手段をとりました。これが、合格につながったと思います。私は、現在、大学院の2年で、大学の4年の時は受験をしないで、大学院1年の頃、初受験しました。はっきりいって、記念受験みたいなものでした。案の上、1次不合格という結果でありました。しかし、受験してみて得たものはかなりありました。2ヵ年計画で合格した私が、思うポイントを簡単に上げときます。
ポイント@
とりあえず、過去問を手に入れるべし。
愛媛県・宮城県・石川県・新潟県は、郵送してくれます。これで、傾向をつかむべきです。
ポイントA
県によって、次の2通りの試験傾向があります。
z@)工業共通科目+(土木・機械・建築・工業化学・電気)の中から1つ選択
zA)出願時に(土木・機械・建築・工業化学・電気)の中から1つ選択させといて、1次筆記試験の時は、その科目のみの出題。工業数理・情報技術基礎・製図等は一切出題されていない。
※工業共通科目とは、工業数理・情報技術基礎・製図等です。ちなみに、富山県・栃木県・宮城県・石川県はz@)のバージョンです。愛媛県・新潟県はzA)のバージョンです。
ポイントB
専門土木は、実教出版の文部省検定済教科書(高等学校工業科用)を使うべし。はっきりいって、大学の授業で使用する難しい教科書より、全然見やすいし分かりやすいです。この、教科書に載っている例題・問をすべて解ければ完璧!!参考までに私が使った問題集をあげときます。
・土木工学の常識Part1 工学出版
・土木就職試験模擬テスト集 工学出版株式会社
・技術士第1次試験の解答例 近代図書
・2級土木施工管理完全対策'98
・全国工業高等学校長協会主催 
  情報技術検定問題集2・3級 などです。
ポイントC
県によっては、2次試験でパソコン実技や測量実技を課す県もあるので要注意。日頃から、慣れ親しんどかないと、受験突破はしんどいかも。
パソコン実技を課す県・・・宮城県、栃木県などです。
ポイントD
1つ県にこだわらずに、いくつか複数県受けるべし。うまくいけば、4つは受験できます。ちなみに、今年、私は栃木県⇒新潟県⇒富山県⇒宮城県の順に受けました。でも、お金がかなりかかります。わたしは、旅費削減の為に車の中で寝泊りしました。朝、公園で歯を磨いて、試験に挑む!!これこそ、自己流『生きる力!!!』(笑)
ポイントE
県によって、だいぶ競争率が違っていたのが印象受けました。宮城県(高校・工業・土木)受験者は20名近くいました。富山県(高校・工業・土木)は、なんと3名しかいませんでした。でも、1次で落ちました。何でダ〜??
富山の土木は、倍率だけみるならおすすめですよ。去年も1次受験者3名程度だったらしいです。
ポイントF
県によって、採点の仕方がだいぶ違うと思います。採点の仕方というのは、教職と専門のでき具合がどれくらいウエートを占めるかという事です。はっきりいって、私の経験上、栃木と富山は、教職がかなりできても専門ができなければ落とされます。だから、この2つの県の高校・土木を受験する方は、教職より専門(土木)に力を加えた方がいいと思います。逆に、宮城は教職のウエートが高いのではないかと思います。今年、受験してみて、宮城の教職教養は満点近くとれましたが、工業専門はボロボロでした。でも、1次通っているのです。栃木の一般・教職教養も満点近くとれたのに、1次で落ちました。
ポイントG
専門教科も大事かもしれませんが、得点を稼ぐならやはり教職教養だと思います。教職教養がボロボロだと、やはり合格は難しいのではないかと思います。私は、工学部出身ということもあり、教職教養はまったくといっていいほどゼロに近かったので自己流で勉強しました。私の勉強の仕方を簡単に下記に説明します。
<教職教養>
私がおすすめしたいのは、『教職教養の実施問題(2002年度教員採用試験全国版)時事通信社』です。非常に役に立ちました。全国の過去問題をやることにより、教職教養の傾向がかなりつかめたからです。2〜3回ほど繰り返すと、この問題はどの県にも出題されているな〜という傾向がわかってきます。また、私のオリジナル『必勝!!教採対策ノート』(ちなみに教員採用試験が終わった頃には10冊程度まで増えていてビビリました)作りは、間違えた問題等をノートに色ペンを使い分けて作りました。また、私が受験した県の過去問を分析した結果、教職教養は、法規と心理系が大部分を占めているという傾向が見うけられました。よって、この時事通信社の全国版の過去問の中でも、法規と心理系のみをコピーしてノートに張り付けていきました。法規と心理系だけですが、全国すべて各都道府県となると結構な量になりました。ただ、法規と心理系だけならどんな問題がきても太刀打ちできるぐらいの準備にはなった感じがします。
おすすめ問題集・参考書
・教職教養の実施問題(2002年度教員採用試験全国版)
   時事通信社
・教育技術MOOK 学校と危機管理 
   こんなときどうする 小学館
・時通信社模擬試験(本番前に最低1回は受験すべし)
・教員採用試験 V精解シリーズ@
  教職教養の頻出問題 時事通信社 内外教育研究会編
・高等学校学習指導要領 時事通信社
・教員採用試験 必携シリーズ
  教職教養の重点研究 時事通信社 内外教育研究会編
・就職ガイドブックス@ 教員らくらく合格術       フットワーク出版社
以上こんな感じです。
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管理人さんをはじめ、皆様方には大変お世話になりました。自分の合格体験記を読んでくれて一人でも多くの方が教師になってくれる事を期待しています。ほんとうに、ありがとうございました。

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