日本教育史重要人物(古代〜近世)
聖徳太子 | 憲法十七条の制定、法隆寺の建立、遣隋使の派遣。 『三経義疏』 |
石上宅嗣 | 芸亭(うんてい 注・漢字正しいものがなかったので代用)を開く。 日本最古の図書館といわれている。 |
和気氏 | 弘文院(大学別曹) |
菅原氏 | 文章院(大学別曹) |
橘氏 | 学館院(大学別曹) |
藤原氏 | 勧学院(大学別曹) |
在原氏 | 奨学院(大学別曹) |
最澄 | 天台宗の開祖。 『山家学生式』・・・天台宗学僧の学習課程。人材育成。 |
空海 | 真言宗の開祖。 『弘仁遺戒』・・・真言宗学僧のための学習課程。 日本初の庶民教育機関、綜芸種智院を開く。 |
法然 | 浄土宗の開祖。 『選択本願念仏集』 |
親鸞 | 浄土真宗(一向宗)の開祖。絶対的他力本願。悪人正機説。 『教行信証』 『歎異抄』・・・弟子の唯円の編集。 |
一遍 | 時宗の開祖。踊念仏。 『一遍上人語録』 |
栄西 | 臨済宗の開祖。 『興禅護国論』 |
道元 | 曹洞宗の開祖。只管打坐(ひたすら坐禅)説く。 『正法眼蔵』 |
日蓮 | 日蓮宗の開祖。法華経を重視し、他宗を批判。 『立正安国論』 |
北条泰時 | 御成敗式目(貞永式目)の制定。 |
北条実時 | 現在の神奈川県に金沢文庫を創設。鎌倉の代表的教育施設。 |
世阿弥 | 父観阿弥の後を受け、能楽論を完成。 『風姿花伝(花伝書)』にて芸能教育の指導原理を著す。 |
上杉憲実 | 関東管領。足利学校を再興。坂東の大学と称される。 |
林羅山 | 朱子学派。幕府の侍講となり、儒学を講じる。 私塾は後に幕府直轄の昌平坂学問所となる。 |
中江藤樹 | 陽明学派。近江に藤樹書院を開く。 『翁問答』 |
伊藤仁斎 | 古学派(堀川学派)の祖。京都に古義堂を開く。 |
池田光政 | 岡山藩の郷学閑谷学校を創設。 |
貝原益軒 | 朱子学派。 『和俗童子訓』・・・教育論 |
荻生徂徠 | 古文辞学を唱える。江戸に護(けん 注・漢字正しいものがなかったので代用)園塾を開く。 『弁道』『答問書』 |
石田梅岩 | 心学(石門心学)を唱える。商人の行き方と道徳を説く。 『都鄙問答』 |
本居宣長 | 国学派。家塾鈴の屋を開く。 『古事記伝』『源氏物語玉の小櫛』 |
広瀬淡窓 | 儒学者。豊後に私塾咸宜園を開く。 江戸時代最大規模の私塾。 |
緒方洪庵 | 蘭学者。大坂に私塾適塾(適々斎塾)を開く。 福沢諭吉、大村益次郎らを教える。 |
吉田松陰 | 萩に松下村塾を開く。尊王攘夷運動の精神的支柱となる。 |